シンポジウム

id:annntonioさんのところより。
国家に盲従する人間が愛国者なのではなく、国家を批判したとしても国家のあり方を真剣に考える者こそが本当の愛国者である。僕はその意味でも愛国者ではないが、少なくとも現状の「改正」案を推進している人たちよりは十分愛国者だといえるだろう。

公開シンポジウム

       教育基本法改正案を検討する

         −教育の自主性を保障する教育基本法はどこへ行くのか?−

                    主催 日本教育法学会教育基本研究特別委員会

 去る4月28日に教基法改正案が閣議決定され、国会に提出されました。本特別委員会でも緊急に法案の検討を行い、そこに多くの問題点を見出してきました。法案の最も根底的な問題は、それが教育基本法を、教育の自主性保障法から教育の権力統制正当化法へと基本精神を180度転換させていることです。

 特別委員会における検討の成果を広く市民・NGOの方々に広めるとともに、市民・NGOの方々と法案の文言をきちんと検討して、議論をしたいと考え、この公開シンポを企画しました。多くの方々の参加を心から期待します。

日時 2006年5月21日(日)午後1時半開場 午後2時から5時まで

場所 法政大学市ヶ谷キャンパス58年館3階、835教室(JR市ヶ谷または飯田橋駅下車、徒歩7分)

 〔会場はhttp://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/ichigaya2.html参照〕

資料代 1,000円(母と子社刊『教育基本法改正案に対するコメント』(仮題)1冊を含む。)

第1部 法案を分析する (2時〜3時30分)

  1 西原博史早稲田大学教授) 教育基本法改正案と内心の自由

  2 世取山洋介(新潟大学助教授) 教育基本法改正案と教育の自由

  3 市川須美子(独協大学教授) 教育基本法改正案の逐条的検討


第2部 法案で何が起こるのか−東京都における先行例の実態 (3時40分〜4時20分)

 予防訴訟原告団(予定)ほか


第3部 参加者を含めた大ディスカッション (4時20分から5時)