2008-01-01から1年間の記事一覧
いや、一応私今年から社会人やってるわけですが。やっぱり大人の世界の「ルール」というのはあるわけですね。なじめてませんが。というより、クビになりそうなんですが。それに「ルール」が関係しているかは微妙なところですが。会社自体の景気はいいんです…
「子どもが叩かれる」というのは、フロイトの論文のタイトルだが、そのなかでフロイトは「子どもが叩かれる」という空想によって性的興奮を得る人々を取り上げ、分析を加えている。 この論文の存在は蒼龍さんのブログで知り、やおい・BLを理解するための文献…
昔の話に追加しておくならば、正確には公共的でないことが問題なのではなく、公共的でないことよって他者を食いつぶすふるまいが非倫理的で問題だということだ。 それゆえ、そもそも最初から倫理的問題と事実確認の問題を分けることなど事実として不可能だっ…
赤×ピンク (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,高橋しん出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2003/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (99件) を見る 桜庭一樹の小説『赤×ピンク』は、3人の少女をそれぞれ主人公とした3つの連作…
今日はユリイカの12月号と『密やかな教育』を買った。それで改めて気づいたのだが、BLと母娘問題はどうも同系列に属するテーマのようだ。どこをどうやったらつながるのかよく見えないのだが、しかし確かにつながっているという感触があって、そのうち分かっ…
読書期間が終わったら書こうかと思う。 すいません。やっぱりコードギアスは難しいので前回の続きと言う形で別の方面から迂回することにします。 大雑把なことを言えば、コードギアスはちゃんと全世界を征服するところまでいったし、主人公がちゃんと最後に…
さて、樹村みのりの『晴れの日・雨の日・曇りの日』を論じる過程で、二人の少女の間にあるずれが、『blue』や本作で見られるようなタイプの物語における通過儀礼の重要な要素であることに触れた。 さとこは、足の不自由な少女である尚美との交流を続けるにつ…
カッコーの娘たち (ソノラマコミック文庫)作者: 樹村みのり出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 2006/05/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見る 樹村みのりの短編『晴れの日・雨の日・曇りの日』は、小学6年生の少女…
Blue (Feelコミックス)作者: 魚喃キリコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/04/24メディア: コミック購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (44件) を見る 魚喃キリコの『blue』は2人の少女、桐島と遠藤が主人公のまんがである。同性愛的な青春の…
森岡正博さんの『感じない男』には、「自分が少女の体に乗り移りたい」という願望が記されている。私は大学時代、(たぶん森岡さんの話を知らなかった時だとと思うが)研究室の人間に、「自分には女性になりたいという願望があるんじゃないかと思う。そして…
もう一つの方で書き始めていたのだけど、こちらも再び公開。