2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

テロとの戦い

ところでさ、断固テロと戦うことを宣言していた小泉さんは加藤議員宅が放火されたテロに関しては無視するんだろうか。自分にとって都合のいいテロは容認するということ?*1 *1:ようやくコメントしたようだ。

東条英機の孫

どうでもいいことだが、高校のときの世界史の先生が、昔、東条英機の孫を教えたことがあったとかなかったとか。あれ、孫っていまいくつだっけ? まあそれで、そのことを知らずに第二次大戦の授業をやって、東条英機のことも教えたらしい。別に何があったとい…

「子供を守る」と「子供が怖い」は同じ

大塚英志の『子供流離譚』をいま読んでいる途中なのだが、ここで書かれていることはいまの社会にもまったく言えるように思う。それで最近流行の*1「子供を守る」ことに関して、本書を参考にして少し書いてみようと思う。 最近立て続けに幼い子供が犠牲となる…

靖国神社は薩長から

耳学問とネットでチョコチョコっと調べたことだけども、それこそ「歴史認識」というものをもうちょっと考えてみようかということで書きます。 ここ4日間、教職試験受験資格を得るための教職講義の一つ、「教育と発達」つまり教育心理学を受講していたのです…

右翼よりも・・・

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060817/mng_____tokuho__000.shtml 文化人、教授など肩書のある人々が『戦争覚悟でやれ』などと過激な言辞を競い合い、右翼団体より過激なことを言っている。右翼機関誌より、書店に並ぶオピニオン誌の方が激しい。 …

キレる子供はどこにいるのか

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200608160028a.nwc 文部科学省は15日、「キレる」子ども対策の一環として、乳幼児が規則正しい生活リズムを身に付けるための取り組みを2007年度から全国の幼稚園や保育所で行う方針を固めた。子どもの生…

責任は誰にあるか

一年生の教養課程のときにモンゴルについての講義を受けたことがあった。そのとき期末のレポートでハルハ河戦争(ノモンハン事件)をテーマに書いた。 資料に使ったのは半藤一利『ノモンハンの夏』だった。この本の中では辻政信関東軍参謀の馬鹿ぶりを中心に…

コメントなし。

<長女殺害>夫婦逮捕…家庭内暴力に耐えかねて 東京・町田 (毎日新聞 - 08月14日 10:51) 家庭内暴力に耐えかねて長女を殺害したとして、警視庁町田署は14日、東京都町田市山崎町、会社員、佐久間忍(50)と妻でパートタイマーの加代子(50)の両容疑者…

ムカッ

児童虐待が過去最悪=少年犯罪、4年連続減少−上半期まとめ・警察庁 今年1〜6月に刑法犯で検挙された少年(14歳以上20歳未満)は昨年同期比14.7%減の5万96人で、4年連続で減少したことが3日、警察庁のまとめで分かった。一方、児童虐待での検挙は14.3%増…

スクールカウンセラーの限界とそれによって捨象される問題というメカニズムの構造的一般性について

例えばmojimojiさんと少年犯罪について議論したときにmojimojiさんの主張の問題点はこの辺りにあったんじゃないかという気もする。いや、まだ断言はしません。調査に調査を重ねてからです。カウンセラーは学校を救えるか―「心理主義化する学校」の病理と変革…

ユクスキュルがハイデガーに与えた影響

ハイデガー拾い読み作者: 木田元出版社/メーカー: 新書館発売日: 2004/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 『ハイデガー』は図書館のパソコンで検索したら一応開架図書になっていたのですが見当たらなかったので…

伝統的正統性

支配の正統性 マックス・ヴェーバーによる支配の正統性のメモ書きです。 ①支配の正統性とは、服従者が支配を承認し、それに服従する可能性のことです。 ②なぜ支配の正統性を問題にするのかというと、むき出しの実力のみに頼る支配は不安定で永続しにくいもの…

職業高校における管理教育をいかに考えるかということをちょっと思ったり

新潟市のブックオフで校内暴力のルポが105円で売ってたけど買わなかった。意気地ないです、ショボン。 ところで工業や商業などの職業高校(といっていいのかな?)では、企業の求人を確保するために体罰を含めたかなり厳しい管理教育が行なわれているところ…

ヤーコプ・フォン・ユクスキュル『生物から見た世界』(岩波文庫)

生物から見た世界 (岩波文庫)作者: ユクスキュル,クリサート,Jakob von Uexk¨ull,日高敏隆,羽田節子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 209回この商品を含むブログ (139件) を見る 実はドーキンスの『利己的な…