2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自由の境界線が勝手に決められているように感じたこと

君が代伴奏拒否に対する処分に最高裁が合憲判断を下したことに関して、いくつかブログを見て特徴的だったテンプレな言い方についてちょっと書いておきます。 そのテンプレというのは「自由は大切だが行き過ぎはよくない」というもの。細かい違いはありますが…

「子どもポスト」についての参照事項

大塚英志によると、日本では昔は捨て子は結構たくさん行なわれていて、制度上捨て子が難しくなってきたので母子心中が増えた、ということだったように記憶している。 それと、僕は一年生のときの教養課程でモンゴルの歴史と文化を紹介する講義を取ったのだけ…

ドッペルゲンガーの回に関する(恐らくは)修正(しなければならないだろうゆえの準備)に向けたメモ

次回予告より。 異界に似た、永遠のまどろみ。 温かく優しく、すべてを包み込む。 だが、二度とは戻ってこない、甘美な場所。 それは、母のひざの上。 アイデンティティ・クライシス。「未来のことが決まってしまっていること」への違和感。 それと、これは…

職業指導運動における思想的立場の諸類型

今書いておかないと忘れそうなのでメモ書き。 1.ソーシャルリフォーム派 個人のことより社会構造のほうを何とかしたほうがいいんじゃないか? 2.ソーシャルダーウィニズム派(新自由主義の先祖) 貧乏人の世話より金持ちの既得権益が大事。 3.ソーシャ…

物理な日常

教職試験に向けて勉強を始める。まだ危機感がないので途中で別のことをやり始める。左巻さんが取り仕切っている『新しい高校理科の教科書』シリーズの物理を読み始める。左巻さんは左翼じゃないのだろうかとか政治的なことを考える(?)。頭がよくなった気…

「産む機械」

おそらく柳澤氏は、「俺はこんなに経済学的にリアルな思考でものを考えてるんだぜ」という風に気取って見せたかったのだろう。ちょっと知的に突き放した言い方をすることで自分のインテリジェンスを自慢しようとするというのはよくある。 ただ、どうだろうか…

ホームレス

ホームレスに対する、コンプレックス的感情である「怖さ」が否応なく生じてしまうことを認めることと、その感情を持つことを正当化することとは異なる。「『怖い』のは『しょうがない』」ということの意味が、怖がっても別にいいんだ、ということであるなら…

80年代の建築はかっこ悪い?

建築系の友人から昨日聞いたのだが、僕の世代の人間から見ると80年代の建築というのはかっこ悪いらしい。というより、「その建築」が「80年代」にあるとかっこ悪いということのようだ。 そういった建築を設計した人たちというのは現在50代から60代くらい…