2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫占い

文庫占いなるものをやってみました。でもネット上にはびこるこの種の占いって、ほんとの占いとは違うよね、言うまでもなく。診断なのかなんなのか。結果:ハヤカワ文庫 ● ハヤカワ文庫さんのあなたは、陽だまりあふれる公園のような人です。あなたがいるだけ…

最近の若者の傾向について2

http://d.hatena.ne.jp/mushimori/20060223の続き。 前回のリンク先の記事の主題は「迷惑」ということばの意味の変遷についてであるが、その主題からはややはずれたことを書いたので、今回は正面から扱ってみようと思う。 前回書いたとおり、「最近の若者」…

最近の学生の傾向について

迷惑 - 猿虎日記(さるとらにっき) 上のエントリで「最近の学生ってなんか政治に関心なくてさあ」という話が出ていたので現役学生として感じていることを少し書いてみたいと思う。 とりあえず、リンク先のコメント欄で、「あ、そうだな」とかなり納得できた…

出でよ人文系!

うちの大学図書館の農学部分館は人文系の本がほとんど置いてない。現在図書館のおばちゃんと交渉中。でもほんとこれで図書館かと思うほど他分野の本が少ない。本館との差は歴然。困ったもんだ。 ちなみにパソコンはまだ壊れてる。春が来るまで直らん。 理系…

言説の「枠組み」

前回のエントリでHIV感染者のセックスについてのあまりにつたない意見を書いたが、おそらく僕が考えている問題点は正確に伝わってはいないだろうと思うので、もう少し普遍的な問題について補足しておく。 社会構築主義の立場に立てば、社会的問題というのは…

リスクを知らせておくということ

HIV感染者のセックスについて考えたことを少し書く。 まず一般的な議論に関して、感染者が社会に対する責任として(すなわち優生学的な見地に立った『神聖な義務』として)セックスをするべきではない(子供を作るべきではない)という意見に僕は賛同しない。…

植物育種学の話

まあ、僕は農学部生なので農学の勉強してるわけですが、今期の講義で「植物育種学」というのがありまして、これがまたつまらないのですね。社会が要請する作物を作るなんて、なんの魅力も感じやしません。しかしつまらないまま講義を受けていても苦痛なだけ…

村上龍『限りなく透明に近いブルー』

大学でレポートを書くために読んだ。好みでいったらぜんぜん好きじゃない。でも大塚英志のサブカルチャー文学論的視点で眺めるとそれなりに面白い。 解説を書いてる今井裕康という人は、作品中で述べられる「鳥」というのは現代社会とその構造を暗喩しており…