広島の校長が「君が代」問題で自殺した件はじつは殺人だった。

id:kurahitoさんのところから飛んで知る。
これはひどい


http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200612040923571

世羅高校校長自殺の真相 
 
 この愛国主義だとか教育の強制の一つの区切りをつくった国旗・国家法のそしてそれを誘導した、広島の世羅高校校長の自殺の問題もまさにその典型であります。私もいろんなところで聞きますが、多くの市民の頭に焼き付いているのは間違った認識です。教職員組合と解放同盟の圧力によって、その板ばさみになって、あの校長は死んだというつくり話が浸透しているわけです。国会でそういうことを言った議員もいましたし、それを宣伝した全マスコミに責任があります。 
 
 しかし、事実は全く違います。私の『させられる教育』(岩波書店)に詳細に書いてあります。亡くなった校長は「君が代」をやる意志は全くありませんでした。だから、文科省からきた辰野裕一教育長に対して手紙を書いています。「私は解放教育、人権教育をやってきた人間として、身分制を称える歌を歌えということは、自分の中で、教育者として矛盾を感じます。この矛盾をどういうふうに解決したらいいのかお教えください」というものです。そして、彼は辰野教育長に散々脅される中で、当時の広島県はホウ・レン・ソウ(統一教会がやっている報告・連絡・相談)とかなんとかで、それを強制して毎日、卒業式の君が代実施に向けてどう取り組んでいるか、教育委員会に報告せよと言われていました。その中で、彼は学校の先生方に、授業を終わって5時過ぎたらお帰りください、と職員会議をしている振りをしますからといって、職員会議室の電気をつけて9時10時まで一人で残って、電話がつながらないようにさせてですね、夜更けに一人帰っていたのです。 
 
 その人の帰ったところに教育委員会が電話をかけてきて、今日はどうだったかと聞く、それが辛くてうずくまって電話に出なかったそうです。そして、夜中になってから電話をかけているんですよ、今日も何もありませんでした、って。亡くなる前の日は土曜日です。土曜日の夜でも電話がかかってくる。彼は、夜中の1時半になって電話を取って、今日も会議で卒業式のことをしております、と言って電話を切っているんです。その彼のところに日曜日の朝、教育委員会の人事の課長か誰かが押しかけて行ってですね、その1時間半後かに納屋で首を吊っているんです。これは明らかに殺人です。 

追記。あれ、でも前にもこのことをどこかで聞いたような?