いったいなにをどうしたらそういうことになるんだっ!!

 死とは境界の越境=異界への旅立ちである。「ない」とは無ではなく、その世界における構造的基準点からの「距離」、境界越境的な「隔絶」を意味している。では「境界」はどのように記述しうる? 精神と肉体?
 構造は入れ物であり、入れ物の中身によって善し悪しが決まる。従って異界にも善い異界と悪い異界とが存在する。異界の存在自体は構造的必然に過ぎず、問題とすべきはその中身だ。
 混沌は秩序化される。混沌はタブーである。同性愛はタブーか? 同性愛は物語化を阻害する? 成長へのステップ? 一時的混沌? 移行期か? 生死の境界? いや死んでいるのではないか? だが生きてもいない。穢いはきれい、きれいは穢い(マクベス)。鏡像? なにを見ているの? なんのために? 
 異界は母の国か。母とは何か?