「いただきます」について

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20060121ddm013100126000c.html
 記事中の母親についてはノーコメントだけど、自分の話を少し。
 小学校のころは日直の合図に合わせてなんとなく、合掌して「いただきます」と言って食べていた。しかし中学生になると、「あれ、もしかして合掌って仏教関係?」と思い、合掌するのはやめた。相変わらず日直が「合掌」もしくは「手を合わせてください」などと合図をして「いただきます」と全員で言うことになっていたのだが、僕が日直になったときは合図するのを拒否した。たまたま隣の席の女の子がエホバの証人で(日直は席が隣同士の二人がやることになっていた)、mushimori君お願いね、などと言われて「わかった」と答え、結局先生に合図をさせることでその場を切り抜けたこともある。*1
 とりあえず「いただきます」はニュートラルな感じなので当時も今も言っている。*2飲食店では言わないこともあるが、食べる前には必ず祈って感謝を神様にささげている。「いただきます」というのも基本的には神様に対して言っている。合掌の形は神様に対する祈りの時にもあるような気がしたが*3、日本でそれをやるというのはまず仏教関連になってしまうので世の人の前では絶対やらない。それから死んだ動物に対して感謝するということはありえない。その動物を与えてくださった神様に対して感謝するならわかる。ちなみに死んだ人に対しては埋葬以外のことはなにもしない。残された自分たちのために葬儀は行うが、献花さえしないのだ。自分のためにしている行為を死者のためだと言いつくろう行為には薄気味悪さしか感じない。

*1:「わかった」と答えたからといって頼んだ相手の想定内でやらなきゃいけないわけじゃない。

*2:言わないときもままある

*3:ほんとかしら?